花が散った後の胡蝶蘭の手入れ

お祝いで貰った胡蝶蘭の花が散った後の手入れはどうするべきか

胡蝶蘭は他の花に比べても長期的にその花を楽しむ事が出来る植物ですが、いつまでも花が咲いているわけでは有りません。
通常は次第に花が咲き終わり、徐々に枯れて行くようになっています。

 

ただ、その後の手入れを正しく行う事によって来年また美しく開花させる事が出来るようになります。

 

胡蝶蘭を来年も咲かせるためには切り落とす

花が散った後の胡蝶蘭の手入れとして最初にすべきなのが花を根元から切り落とすと言う事です。

 

花が半分位咲き終わってからではなく、花茎を根元から切り落とすと切り花としても楽しむ事が出来ますが、全部咲き終わるまでそのまま放置しておいても問題は有りません。

 

花が咲き終わったら、花茎を根元から切り、花が無い状態にします。

 

ここで注意点
この場合に利用するのはハサミですが、ハサミはどんな物を利用しても良いと言う訳ではありません。

 

特に気を付けるべきなのは衛生管理で、実際に使用するハサミは消毒してから利用します。消毒方法は薬剤を使用する必要は無く、ガスの火などで軽くあぶるだけで十分です。
また手もきれいに洗い汚れていない状態にしてから作業を進めます。
これによって花茎を切った時に胡蝶蘭が病気に感染してしまう事を防ぐ事が出来るからです。

 

ラッピングされている物に関しては10日程度でラッピングを外し、空気が通りやすい状態にします。
そうする事でカビの発生や病気の発生を防ぎやすくなるからです。

 

また花が咲き終わった後の胡蝶蘭は花茎を切るだけで放置されてしまう事も有りますが、そのまま放置すると株の成長を阻害してしまう場合があります。
寄せ植えになっている時は1株ずつ別々の鉢に移して管理します。

 

なるべく株を成長させたい場合は花茎は根元で切る方が栄養を全て株に使う事が出来るようになります。

 

反対にすぐに花を咲かせたいと言う時は、根元からカットしてしまうのではなく2、3節目からハサミを使ってカットします。
ただ株の成長は根元からカットした時よりは弱くなってしまうので、株の状態を見てカットする場所を決めます。

 

 

また基本的に花が散ったら花茎を切って管理する事になりますが、状態があまり良くない場合はまずは鉢替えをするところからか始めます。

 

その時点で植えられている鉢がもしかしたら胡蝶蘭の株に適していない物の可能性があるからです。

 

植え替えをして、まずは全体の様子を見て、ある程度状態が回復してきてから花茎をカットしたりすると、株にダメージを与える事無く上手に手入れが出来るようになります。

 

 

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